小金沢連峰前衛 セーメーバン山(1006m)、高ノ丸 (780m) 2011年1月23日

所要時間 6:28 登山口−−6:49 サクラ沢峠−−7:34 セーメーバン山−−8:01 サクラ沢峠−−8:12 高ノ丸−−8:23 登山口

概要
 金山集落東のセーメーバン山登山口より往復。主稜線に出た場所はサクラ沢峠。セーメーバン山までは送電線巡視路が続いて1級の道を歩く。セーメーバン山は樹林に覆われて展望無し。サクラ沢峠から高ノ丸間はやや道が薄いが藪は皆無で尾根を適当に歩けばいい。山頂はささやかな手製標識があるだけ。帰りは西斜面を適当に下った



 小金沢連峰から東に派生する多数の尾根上には山名事典に記載された山が多数ある。今回はその中で浅利川と葛野川に挟まれた尾根上にあるセーメーバン山と高ノ丸を目指した。ここは短時間で登れるので日曜日にちゃらっと登って昼前に東京に戻ることができ、午後は家でのんびりできる。地形図では金山集落から破線が上がっており、実在する道かは不明だがそこから上がってみよう。どうせ道は無くても藪はない植生だろう。

セーメーバン山登山口前駐車スペース セーメーバン山登山口。案内標識あり

 金山集落に入って右に渡る橋を発見、案内標識は無いがこれで間違いないだろう。少し上がると左手に「セイメイバン」の案内標識を発見、これが地形図の破線入口で間違いなかろう。道路の反対側には車が3台程度駐車可能なスペースがあったので利用させてもらう。まあ、こんなマイナーなところに登る人もほとんどいないだろう。稜線上には送電線が走っており、送電線巡視路の案内もあった。

最初は北にトラバース 小尾根を上がる

 まだ薄暗い中を出発、写真では真っ暗に見えるがデジカメは肉眼より感度が悪いのでこうなってしまう。周囲はライトをつけなくても歩ける程度の明るさになっていた。樹林に入ってもライトは不要で、北にトラバースする道を辿っていく。獣道がいくつも交差し、ここも鹿が濃いようだ。小さな沢を渡って斜面を回り込むと小さな尾根に乗り、そのまま尾根を上がっていく。まさに地形図の表記どおりであった。

サクラ沢峠の標識 その1 サクラ沢峠の標識 その2
北に向かう 小さな祠あり
TVアンテナ。同軸ケーブルに注意 朝日

 稜線に上がると「サクラ沢峠」の標識が立っており、北上する方向は「セーメーバン」「金山峠」、南下方向は「高ノ丸」「岩殿山」だった。尾根上には明瞭な道が通っており巡視路としてよりも登山道として利用されているように感じた。峠から僅かに北には赤い祠があり、その先にVHF TVのアンテナが立っていた。金山集落の共同受信アンテナだろう。でもあと半年でアナログ放送は終了するのでこのアンテナの出番も半年だ。やがて右手から太陽が上がってきた。立ち木が赤く染まる。

朝日に染まる木々 最初の鉄塔
2つ目の鉄塔近くの熊棚その1 ←の木の熊の爪痕
つ目の鉄塔近くの熊棚その2 ←の木の熊の爪痕

 なだらかな尾根を登っていくと最初の送電鉄塔が登場。その次の鉄塔はさほど離れていない場所にあったが、鉄塔近くの高さ3m程度の低い2本の木の上に熊棚があったのに驚いた。これだけ低い木の熊棚は初めて見たが、他に気付いた人はいるだろうか。幹にはしっかりと木登りの爪痕が残っていた。

960m峰の鉄塔 鉄塔入口に立つ許可証
山頂までもう少し セーメーバン山山頂

 960m峰にも鉄塔があるが山頂ではなく僅かに西にずれていた。登山道との間には檜植林があって意外に鉄塔が目立たなかった。セーメーバン山手前にも鉄塔があるが、これも檜樹林の向こう側でよほど注意してみていないと気付かない。セーメーバン山山頂は小広い平坦地で休憩場所にいいが、周囲は落葉樹林に覆われて豪快な展望が得られる場所ではなかった。行政の山頂標識と手製のものがいくつか掲げられていた。

このピークが高ノ丸 サクラ沢峠から登りにかかる
落ち葉に埋もれた踏跡 高ノ丸山頂

 元来た道を引き返してサクラ沢峠から高ノ丸の登りにかかる。こちらは一気に道が薄くなるが藪があるわけではないので支障なし。落ち葉が薄くなった筋をジグザグに上がっていくとまもなくピークに到着、こちらは行政の標識は無いが手製のささやかな標識がかかっていた。ここが高ノ丸だ。一応地形図を見て間違っていないか確認したがこのピークに間違いなかった。ここも落葉樹林に覆われて展望がすっきりしなかった。

西に下る 途中から植林に突入
下部は再び自然林 ほぼ登山口に出た

 下りは西斜面を下ってショートカット。下部まで尾根がはっきりしないので若干の不安があるが、滝子山を目印にしてそのやや右を狙って下っていった。最初は落ち葉に覆われた広葉樹林でそこそこ先が見通せるが、高度が落ちると人工林となって有視界飛行が困難となり、おまけに間伐された木がたくさん転がっていて倒木群中を歩くようで始末が悪い。伐採された木が少ない水平方向(北側)にトラバースしていると作業道に遭遇、どこに出るのか分からないが使えそうなので進んでいくと尾根を回りこむ箇所があり、ここで尾根に乗って下ることにした。顕著な尾根だったのでたぶん西尾根だろう。とするとこのまま下ると登山口より南に出るので尾根を外れて少々北に進路を振る。自然林を下っていくと林道と登山口に置いた車が見え、登山口近くで登山道に合流、ほぼロス無しだった。

 

2000m未満山行記録リストに戻る

 

ホームページトップに戻る